こんにちは!
本日は、タイトルにある「子どもの輻輳不全(ふくそうふぜん)」について紹介したいと思います。🤔以前より輻輳不全についての記事は、多く書いてきましたが、あまりにもここ最近、子どもの視覚機能が問題で、学習につまづく子どもが多く悩んでいる保護者や先生が多いので、参考にして頂きたく今回も取り上げました。💦
『輻輳不全』とは、近くを見る際に十分に「寄り目」ができない両眼視機能の低下の一つである。寄り目が上手くできないために、近くを見る作業が不正確になったり、注意力や集中力の低下につながっています😨
■ どのような目の状態なのでしょうか?🤔
近いものに視線を合わようとしても片目が内側に寄せられず外側に向いてしまう目です。ある一定の距離までは両目で目標物を見ますが、限界がくると片目が下記のイラストのように外側に向いてしまいます。
【輻輳不全】真上からのイラスト
片目が目標物から外れてしまい外側に開いてしまっている😨
ある一定の距離とは、輻輳不全の症状や程度にもよりますが、目と目標物までが、20cmで、開いてしまう人もいれば30cmや50cmで開いてしまう人もいます。
輻輳不全の子供は、寄り目ができないので近くの文字を見たり書いたりする場合に非常に苦労します。この目と目標物までの距離が10cmより手前に近づけても両目がしっかりと目標物に向いていればその子の目は、両眼視機能が正常であるこということが言えます👀
■ どのような症状なのか?
輻輳不全を抱えている子どもは、手元の文字を読んだり書いたりする際に「複視」という症状を起こします。複視の症状は下記のイラストのような見え方を起します😨
横文字や縦文字の文章が、ダブって見えたり二重に見えたりします。この状態が長い時間続くと文字や画面を見る事に苦痛を感じ注意力や集中力がなくなってしまいます。他の子供に比べ何倍も体力を使いストレスを感じます😲
また、寄り目の限界がくると両眼視機能(両目で見ること)を止めてしまい両目で目標物を見なくなる子もいます。両目で見ることが苦痛なために片目で見てしまいます。このような症状を「抑制(よくせい)」といいます。文字が二重に見えることを脳が嫌うためです。これを放置してしまうと「斜視」に移行してしまう可能性があるので注意が必要です。
■ 輻輳不全の疑いがある子どもの行動
⑴ 机に向かっている姿勢が悪い
⑵ 読んだ書いたりで片目を隠したり閉じたりして見る
⑶ 本にグッと近づけて見る
⑷ 学習について集中力がない
⑸ 手書きの字かきたない
⑹ 運動が苦手で、特に球技系はボールをキャッチできない
■ 子どもの輻輳不全チェック方法
この動画のモデルさんは、プロボクサーの選手で、見事な輻輳運動(寄り目)をしてます。動画のように棒の先端(キャラクター)を見せて目に近づけます。棒の先端(キャラクター)が2つにダブったら(二重に見えたら)合図するように子どもに伝えます。目から10cm以上離れた距離で、ダブって見えるようでしたら輻輳不全の可能性が高いです。😨
また場合によっては、片目が早い段階で外側に向いてしまい二重に見えていることを自覚できない場合もあるので、子どもの目をよく観察しながら行ってください。
輻輳不全(寄り目)が苦手な子どもは、近くに物を置くだけで顔をそらせる子もいます。
輻輳不全は、ビジョントレーニングで改善できますので下記の動画や過去記事を参考にしてください。
アスリートの輻輳運動!この眼球運動がスムーズにできるか⁉️で、「競技スポーツが、大成できるかが掛かっていますよ。」と言っても過言ではありません❗️
— TARA (@visionTarako) 2021年2月17日
この動きが距離感覚や正確な立体感、前後の動体視力を生む土台の
眼球運動です。#視覚機能 #ボクシング #野球 #アスリート pic.twitter.com/Bw837buBpL
トレーニングは下記の過去記事を参考にしてください👀
【寄り目のトレーニング方法】
輻輳運動、両目のチームワーク、両眼視の機能向上に最適なトレーニングです。
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【子どもの読み書き問題についての改善方法】過去記事
【まとめ】
輻輳不全があると学習のつまづきだけでなく、目が疲れて日常生活や運動にも支障が出てきます。早期の段階で発見しトレーニングで改善ができるので、早めの対応が必要です。😌
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