こんにちは!
最近、「近くから遠くを見る時に焦点が合わない」という子供さんが増えていることはご存知でしょうか⁉︎ デジタル機器(スマホ、ゲーム、タブレット等)を長時間、目を休めることなく見る生活が続くことで視力が落ちてしまうと、「目」が悪くなったと思いメガネやコンタクトレンズを購入しようと考えてしまいますが、このような症状の子供さんは、メガネを掛けると余計に症状を悪くしてしまう可能性があるので注意が必要です😲
このような症状は、視力の問題でなく視覚機能の疲労が一時的に視力低下を引き起こしている可能性が高いからです。メガネ屋さんに行くと近視のメガネを勧められるでしょうが、メガネを掛けると一時的に見えやすくなったと感じますが、掛けることで目の疲労が大きくなり度数を強く感じて、子供さんは、メガネを掛けなくなるでしょう💦
急に下記のような子供さんの行動やしぐさが、みられるようであれば注意が必要です👀
◎家庭や学校で下記のような気づきがないですか💦
【家庭】での気づき🤔
・急に視力が低下したと学校からの通知があった
・遠くを見る時やテレビを見る時に目を細めて見ている
・特に夕方から夜にかけて見えづらくなる様子
・近く⇄遠くのピント切り替えがスムーズにいかない。(数秒時間がかかる)
・スマホやタブレットを近づけ過ぎでは?と思う位の距離で見ている
・目を頻繁にこする
・近視用のメガネを購入したが掛けない。掛けると「強い、疲れる」という
【学校】学習での気づき🤔
・黒板の文字をノートに書き写すが他の生徒と比べて遅い
・黒板の文字を写す作業は疲れると言う
・誤字や脱字が多い
■ 原因について👁
このような症状がある子供の目の原因の多くは、【調節緊張】という状態で、近くの文字や画面を長時間見続けることによる目の内部の筋肉【毛様体筋】の疲労により、遠くへのピント合わせができない状態になってしまっています。
下記のイラストを見てください。近くを見る時は、右側のイラストのように毛様体筋を緊張させて水晶体レンズを膨らませて手元(画面や文字)に焦点を合わせてます。この目の緊張状態の中で、何時間もスマホやゲームに熱中してしまうと毛様体筋が、疲労してしまい水晶体レンズを左のイラストのようにリラックス(レンズを細く)できなくなります。💦
リラックスすることで遠くに焦点が合うのですが、毛様体筋が緊張の中、水晶体レンズが膨らんだまま硬直してしまうためにレンズ調節(細くすること)がうまくできず、膨らんだレンズのまま回復できません。このため近視の状態になって、遠くが見えづらくなったりピント調節の切り替えに時間が掛かったりします😲
仮性近視の原因と症状を解説した医師の動画をどうぞ!
【港区 あまきクリックDr】YouTube
これが「見る力」の低下原因の一つです。以前は『仮性近視』と呼ばれてましたが、専門的には【調節緊張】と呼ばれています。このデジタル社会の中、子供たちにだけでなく大人にもこの症状の人は多くなってきてます。👁
■ 予防方法について👁
調節緊張症(仮性近視)にならないための予防方法とは🤔
・スマホ使用時間を極力短くする。一番効果的ですが恐らく難しいでしょう😅
・目とスマホの距離を35cm位の一定の距離で見る
・ 1時間に一回は、画面から目を離し遠くにピントを合わせリラックスする
・目を蒸しタオルやアイウォーマーで温めることでリラックスの効果があります
■ 調節緊張(仮性近視)改善方法について👁
調節緊張状態を改善する一番効果のある方法は、毛様体筋のストレッチです。スマホやゲームの影響で毛様体筋が緊張して水晶体レンズが硬直してしまい遠くにうまく焦点合わせができなくなっているので、目のストレッチ運動で柔軟にすることが最良の方法です。
【調節フリッパーレンズを使ったトレーニング方法】
写真のように4枚のレンズがついた道具を使います。上2枚に凸レンズが付いていて、凸レンズ側で文字を見ると水晶体レンズを細くし毛様体筋をリラックスさせます😌下2枚に凹レンズが付いていて、凹レンズ側で見ると水晶体を膨らませて緊張させます。
一部の眼科でも取り入れている調節緊張の改善方法です。目薬を勧めるところもありますがますが、ダイナミックに毛様体筋を動かすストレッチが一番効果があると思います👀
すなわち毛様体筋を「緊張」→「リラックス」→「緊張」→「リラックス」することで筋肉の緊張感がほぐれ、水晶体レンズの動きが柔軟になり仮性近視の状態から解放されます😲
また近くから遠くへのピント合わせもスムーズになりピント調節は素早くなります。
フリッパーレンズを目の正面にセットし、テーブルに近点視力表を置きます。レンズを上下に交互にスライドさせて「凹レンズ、凸レンズ」を見て視力表の文字に焦点を合わせます。1分間交互に凹凸レンズを切り替えて見ることで毛様体筋と水晶体レンズを柔軟にします😌
このフリッパートレーニングで調節緊張(仮性近視)は、ほぼ改善します😌毎日1分間を2~3セットおこなうと良いでしょう👀
【まとめ】
デジタル社会で調節緊張(仮性近視)の目の子供さんは激増しています。ほとんどは急に視力が悪くなったと思いメガネを購入するケースが多いと思います。
しかしこの段階で、メガネを購入してしまうと実際の目より強い近視のメガネを使用することになり症状が悪化します。「掛けると気分が悪くなる、疲れる、以前より遠くにピントが合わせづらいくなった」などの症状が発生し、さらに使い続けると完全な近視に移行してしまう可能性が高く中度〜強度近視に進んでしまうことになります。なるべく早い段階での対応が必要です👀
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【子どもさんの学習のつまづきを考える🤔】過去記事です
アイウォーマーで毛様体筋の緊張をリラックス!
【US-VTビジョントレーニングがオンライン講座でも学べることになりました!👀】