子どもの視機能チェックと苦手部位の判断ができトレーニングの指針がわかります!WAVES
こんにちは!
学校生活の中では、先生が書いた黒板の文字を読んだりノートに書き写したりする事が、毎日必要ですね👀
教科により、縦の読み書きと横の読み書きに分かれます👀この黒板の書き写しの作業は、視覚機能に何の問題がない生徒には、全く苦痛にはならない作業なのですが、これから紹介する書き写しに必要な複数の視覚機能に一つでも苦手があると子供たちにとっては、大変な作業になります😲多くは、時間が掛かり過ぎて文字の間違いや脱字が多くなり、働きの弱い機能を使うため疲れてしまい集中力が続きません。一つでも視覚機能に苦手があるとこうなってしまうのです😨。
では黒板の書き写しに必要な視覚機能を考えてみましょう!
実はこの黒板の書き写しは「見る」ための視覚機能を最大限にフル活動しています。「えっ💦この程度で」と思う人もいると思いますが、この書き写しの行為で、子供に視覚機能の弱さがあるとかなり大変な作業になるのです。😲
黒板の 読み書きをにするにあたってどのうような視覚機能を使って書き写すのでしょうか⁉️一連の動きを再現しました🤔
■黒板の書き写しの「見る・書く」ための一連の流れを再現します😌(イメージしてください)
黒板の文字にピントを合わせるためには、静止視力の重要性があげられます。黒板とノートを書き写す視線移動は「跳躍性眼球運動」と「追従性眼球運動」を使って黒板の文字や文章の理解をします👀
※視力は、良いと仮定しますが、行間の移動は「跳躍性」、文章をゆっくり追いかける眼球運動は「追従性」、このような視線の移動で、文章を見て理解しながらノートに書き写します。
文字をノートに書き写すには、「輻輳(ふくそう)」し目を内側に寄せ視線を固定して「調節」しピント合わせします。視覚からの情報と指先の運動を連動して、筆圧をコントロールしながらノートに記入します。「目と手の協調運動」
顔を上げ再び黒板に焦点を合わせるためには、「開散(かいさん)(目を開く)」してピント調節を解除します👀
※黒板の書き写しだけでこれだけの視覚機能を使ってます😲下記は、この視覚機能の役割や苦手がある部位の改善方法やトレーニング方法等を紹介します😌
■ 黒板の書き写しに必要な視覚機能👀😌
⑴ 跳躍性眼球運動(ちょうやくせいがんきゅううんどう)・・・眼球の素早い視線移動(黒板やノートの行間移動)
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⑵ 追従性眼球運動(ついじゅうせいがんきゅううんどう)・・・眼球をゆっくりと動かしながら文字を追いかける視線移動(文字を上から下へ追いかけてながら読む、左から右に追いかけながら読む視線移動)
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⑶ 輻輳(ふくそう)開散(かいさん)運動・・・教科書やノートに視線を向けると、目は寄り目の状態になりますが、この「寄り目」の事を輻輳運動といいます。
教科書を見ている視線から黒板へ視線を移す視線移動の事を開散運動といいます。
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⑷ 調節機能(ちょうせつきのう)・・・教科書やノートの文字にピントを合わる機能。黒板を見るためにピントを緩める機能
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⑸ 目と手の協調運動・・・「見る]ため上記の視覚機能が働き黒板の情報を得られたら、ノートに「書く」ため鉛筆を使って、目からの情報と指先を連動して正くキレイに書き写す行為を行います。
■ この視覚機能が弱いと学習上でどのような問題が出てくる❓
◎ 跳躍性眼球運動 に問題があると・・・縦読み横読みの行間「1行目→2行目→3行目」と移動するはずが「1行目→3行目」に飛んでしまったり行間の視線移動が安定せずに文章の意味が理解できない
◎ 追従性眼球運動に問題があると・・・文章を目で追いかけながら理解するが、この追いかける視線の移動が上手く出来ないため文章が理解出来ず「脱字」が多くなる
◎ 輻輳運動に問題があると・・・目を内側に寄せる事が苦手で「両眼視」に支障をきたす。文字が二重に見えたり、二重に見えることを嫌うため、授業中集中して勉強が出来ず姿勢が悪いことが特徴です
◎ 開散運動に問題があると・・・ノートを見るために輻輳で寄せた目を、再び黒板を見るために眼球を開き、黒板の文字に焦点を合わせるがピントが合わないか、もしくはピントが合うまで時間が掛かる。
※視力が低下したと勘違いするケースだが視力はけっして悪くない。毛様体筋が固まってしまっている状態なので一般的には「スマホ老眼」などと言われています🤔
◎ 調節機能に問題があると・・・ノートの比較的小さい文字に焦点が合わない。ピントが合わないので目の疲れ方がひどい。授業中の集中力の低下やノートを写すのが非常に遅い😲
◎目と手の協調運動に問題があると・・・目で得た情報が指先と上手く連動せずに「字がきたない、枠からはみ出す、真っ直ぐ書けない、線を引けない」などの症状がでてしまいます。
【まとめ】
黒板の書き写しは、子供にとっては、視覚機能のフル活用になります。ここまで、説明した視覚機能に弱さがあると学習のつまづきにつながります。簡単なストレッチで、落ちている視覚機能を強化できます。
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